AMTより耐久性のある、先進的なインクを提供
16 Apr, 2024機械と人間の間にインタラクティブなインターフェースを提供する投影型静電容量式(PCAP)タッチパネルは、電気機器に欠かせない要素になりつつあります。最外層に保護層として設置されるカバーガラスは、特に紫外線にさらされる機器において、インクの耐久性を評価する上で非常に重要です。紫外線は経年劣化による退色や剥がれの原因となるため、この点は重要です。当社の市場は、セラミックインク、汎用インク、そして当社が厳選した高度なインクなど、幅広いインクを取り揃えています。今回のニュースレターでは、各インクの独自のメリットを詳しくご紹介し、お客様が長期的な性能と美観を兼ね備えたインクを安心してお選びいただけるようお手伝いいたします。
高度なインク
AMT市場調査に基づき、より耐久性の高い先進インクを採用しました。セラミックインクと汎用インクの長所を融合させた、緻密な配合のインクです。汎用インクの特長である加工性、豊富なカラーバリエーション、薄板ガラスへの適合性はそのままに、耐候性も向上させています。QUV ASTM G-154やQ-SUN MIL-STD 810Hといった厳しい試験(それぞれ1000時間)をクリアし、耐候性も向上しています。これにより、インクの剥がれや色あせを効果的に防止し、屋外設置型PCAPデバイスに最適な選択肢となります。
汎用インク
ガラス印刷に広く使用されているインクは、顔料、溶剤、ポリマー樹脂で構成されており、200℃以下の低温で硬化します。その利点は数多くあり、プロセスの合理化、一貫した色再現性、多色重ね刷りが可能、装飾ガラス製品に精巧なデザインを施す汎用性などです。さらに、わずか0.2mmから使用できる薄いガラス基板にも適しています。これらの利点がある一方で、汎用インクは屋外環境では耐候性が低下し、色褪せやガラスからの剥離につながる可能性があるという課題に直面しています。
セラミックインク
従来、セラミックインクは優れた耐候性から、屋外製品に広く使用されてきました。金属酸化物顔料とセラミックフリットを混ぜたこれらのインクは、ガラスに塗布され、450~600℃の高温で焼成されます。この工程は、優れた耐久性を実現するだけでなく、色をガラス表面にしっかりと定着させ、耐候性を高めます。しかし、この高温焼成法には、色のばらつき、色調の選択肢の制限、最適な塗布面積の確保が難しいこと、そしてより厚いガラス基板(2.8mm以上)が必要となることなど、課題が伴います。
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AMT優れた耐候性を誇るだけでなく、薄型で広範囲に塗布でき、耐薬品性や耐熱性にも優れた先進のインクを採用しています。このインクは、セラミックインクと汎用インクの両方の利点を効果的に組み合わせながら、屋外PCAPタッチ製品の要求を満たす独自の性能特性を備えています。製品に関するお問い合わせは、AMTガラスカバー印刷用インクについてご質問がございましたら、お気軽にお問い合わせください。ご要望に応じて、より詳しい情報をご提供いたします。